こんにちは。介護士のKEIです!
今回は、『思い立ったら即行動を習慣化しよう』について書いていこうと思います。
「後でやろう…」「これとあれが終わってからで良いかな…」
そんな風に考えて、後回しにしてしまう事はありませんか?
気付けばそのまま忘れてしまって…
私も、ついついやってしまう後回し習慣ですが、そこには人の色々な心理が働いているようです。
時間は誰にとっても平等です。
同じ時間をどのように有意義に使えるかで、間違いなく結果に差が出る事になります。
今回はポジティブな考え方である、「思い立ったが吉日」をテーマにお伝えしていきます。
では内容を確認していきましょう!
”すぐやる” と ”今やる” の大きな相違
日常生活していると、様々なタイミングで
「あっ、これやりたいな」「そうだ、あれやろう」
と、発作的に思い付く事は良くあるシチュエーションですよね。
例えば、
- 美味しそうなスイーツ特集が放送されている。→今度時間作って行ってみよう!
- 評判の良いセミナーが開催されるけど予約が必要みたい。→後で調べて予約してみよう!
このような思い付きです。
現代は情報に溢れ返った時代です。
少しテレビや携帯を見れば、最新の情報をすぐに得る事ができます。
なので、このような思い付きをする瞬間は多いと思いますが、実際に実行された思いつきは一体どのくらいありますか?
私の場合、このように「今度行ってみよう」、「後でやってみよう」とその時は熱が入って、「絶対やってやる」と思っても実行されることはかなり少ないです…
後になり「忘れてた」「時間が無かった」「急な用事が…」と、何か理由を付けて言い訳して都合良く自分を納得させます。
皆さんも、同じような経験ありませんか?
しかし、緊急性が高く解決しないと何かしらのリスクを伴ってしまうような事は、何がなんでも最優先にしてすぐ動きますよね?
人は崖っぷちに立たないと本気に動けないのでしょうか…?
実は、そんな事は無いのです。
考え方、気持ち、言葉1つで習慣化さえすれば、徐々に行動も変わっていくと考えられています。
それは、「すぐにやる」と「今やる」という意識の違いが大きく影響を与えているのです。
何かを頼まれて、「すぐにやります!」という言葉は一見前向きに聞こえますが、
具体的に「いつやるのか?」が不透明なのです。
結局「今度やります」と同じような意味合いになり、実行されずに終わるパターンが多くなりがちのようです。
一方、普段から行動ができている人は、「今やります!」と言って即アクションを起こしている傾向が強いです。
「すぐやります」「今度やります」という言葉は、聞こえは良く前向きな言葉に思いがちですが、実は判断や決断、行動を先延ばしにしているだけと言えるのです。
モチベーションカーブと記憶の忘却
それでは、「今やる」という事を怠るとどのような結果が待っているのでしょう?
参考になる図面を見ながら確認してみたいと思います。
モチベーションカーブ
「モチベーションカーブ」という言葉を知っていますか?
シンプルに直訳すると ”やる気のカーブ” ですね。
【参考】「President Online」
この「モチベーションカーブ」を示したグラフを確認してみると、どうでしょうか?
興味を持った時こそが1番モチベーションが高く、一晩寝てしまうだけで高かったモチベーションが一気に下がる事を表しています!
そこから時間が経つにつれてどんどんモチベーションが下がり、最終的には忘れるという結果がゴールとなっています。
エビングハウスの忘却曲線
次に、ドイツの心理学者 ”ヘルマン・エビングハウス” が研究を行って発表した「エビングハウスの忘却曲線」というグラフについてです。
【参考】「next global jungle」
この「エビングハウスの忘却曲線」が示した結果は次のようになります。
- 20分後には → 「42%」忘れてしまい「58%」覚えていた
- 1時間後には → 「56%」忘れてしまい「44%」覚えていた
- 1日後には → 「74%」忘れてしまい「26%」覚えていた
- 1週間後には → 「77%」忘れてしまい「23%」覚えていた
- 1ヶ月後には → 「79%」忘れてしまい「21%」覚えていた
また「エビングハウスの忘却曲線」によると、1度覚えたものは最初の24時間を乗り越える事ができれば、1ヶ月後も5%ぐらいしか忘れない(1日後~1ヵ月後の落ち方が5%)という事が分かります。
キーポイントは、最初の「20分」「1時間」「1日以内」
このタイミングにどう対応するかが要となる事が分かりますね。
1日目以降は忘却曲線が緩くなるのが分かるので、いずれにしても初日以内に何かしらのアクションを起こすべきだと言えます。
要するに、思い立った瞬間や興味を持った瞬間こそが最もモチベーションが高く強いので、判断や決断、行動するには最高のタイミングになります。
このタイミングをどう活かすか否かで、その後の結果に大きな差となって返ってくる訳ですね。
いま行動しない理由
「思い立ったが吉日」が最高のタイミングである事は、十分に理解して頂けたと思います。
では何故、判断や決断、行動を先延ばしにして保留にしてしまうのでしょうか?
そこには、人それぞれのネガティブな感情が関わっているのです。
- 今度時間みつけて行ってみようかな→ テレビで紹介されていたけどハズレたら嫌だな…
- じゃ時間あいた時に今度連絡するね→ 相手の予定が合わなかったらどうしよう…
- 後で調べて予約してみようか→ 予約までして行けなかったら無駄になるかも…
このように、とにかく心配や不安が募ってネガティブな感情として、行動にブレーキをかけているのが原因と考えられます。
誰でも人は、「初めての事」「慣れていない事」「予測がつかない事」等に対しては、心配や不安というマイナス感情が必ず起きて、積極的な行動を妨げる傾向にあるのです。
即決断&即行動する習慣
では、どのような意識を持てばこのようなマイナス感情を起こさずに、スピーディーなアクションをする事ができるのでしょうか?
朝令暮改(ちょうれいぼかい)を前向きに利用しよう!
「朝令暮改」ということわざがあります。
”朝に出した命令を夕方には変える” の意から、法律や命令が次々と変わって定まらない事を例え、どちらかと言えばネガティブな意味合いで使われることわざです。
ですが、この「朝令暮改」を前向きに利用する事で、行動を変えるきっかけになります!
まずは小さく判断・決断し、小さく行動したうえで何か変更があれば、それに合わせて臨機応変に対応すれば良いという考え方になります。
「あまりに慎重になって完璧に準備が整ってからでないと行動できない」このような人も多いと思います。
真面目な人ほど慎重になり過ぎて、中々行動ができない傾向にありますよね。
もっとフレキシブルに柔軟に考える事で、その行動が段々と大きくなり、自身の決断力や行動力の向上に繋がります。
小さくても良いので何かしらのアクションを心掛けてみましょう。
仕掛り中を意識して行動する
「仕掛り中」とは、
”仕事に手を付け始める事”
”仕事に手を付け初めてまだ終わらずにいる事” を指します。
思い立った時に、今できる範囲での決断と行動をしてみましょう。
例えば、
「スケジュールを入れる」「とりあえずのメールを送っておく」「仮で予約を入れておく」
などのアクションをするという事です。
そのような行動から ”仕掛り中状態” にしておく事で、脳はそれを覚えておく事ができるのです。
そうする事で、自然と次の行動が生まれるので、何もしない状態ではなくなり、それが何かしらの良い結果に繋がるはずです。
最後に
以上、『思い立ったら即行動!人生を変える瞬間を習慣化』について一緒に確認してきました。
私自身、様々な決断の機会があり、中々決められない事や決めたけど失敗した事など、色々な事を経験してきました。
「後悔していない人生だ」とは言えませんが、何も行動せずに過ごしていたらと考えると、行動して本当に良かったと評価することができます。
理由は「失敗を経験する事ができた」からです!
「失敗の無い成功は無い」
名言や格言では良くある言葉ですが、本当にその通りなのです。
行動が無ければ当然結果はありません。
失敗の経験があったから、次の挑戦の糧になりより良いものになるのです。
日々の習慣を振り返ってポジティブな習慣が身に付けば、きっと素敵な未来が開けるんだと信念を持って、「思い立ったが吉日」の気持ちで即行動をしていきましょう!
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
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