「汚い」
「危険」
「給料が安い」
という「4K」のイメージが先行して人材不足が慢性化しているのが現状です。
また、せっかく介護の仕事に就いたのにすぐに辞めてしまうスタッフも少なくありません。
公益財団法人介護労働安定センターの調査によると、勤続1年未満のスタッフの離職率がとても高いということが分かっています。
しかし、やはり介護の仕事を「辛い」と思わず「楽しい」と思ってもらいたいですよね!
今回は、悩みを解消して介護の仕事を楽しんでもらうための対処法を紹介していきます。
特に多い3つの悩みとその対処法
抱えている悩みは人それぞれですが、ここでは特に多い悩みとその対処法に焦点を当てていきます。
一筋縄ではいかないかもしれませんが、悩みを解決する手助けになればと思います。
解決策がなく悩んでいる方は、ぜひ実行してみてください。
スタッフ間の人間関係
介護業界の年齢層は幅広く、施設によっては10代や70代のスタッフが働いていることもあります。
年齢に差があれば考え方・やり方にも違いがあって当然です。
しかし、相手に受け入れてもらおうと努力しても、なかなか溝が埋まらないこともあるのではないでしょうか。
また「あの人は大変な仕事はしない」「言い方が怖い」などという悩みもよくあります。
自分が集中攻撃されている訳ではなくても、まだ職場の空気やスタッフの人柄などがわからない時期には
「嫌われているのかも」
と思い込んでしまうこともあると思います。
悩みがある時は自分の性格や気持ちと相談しながら、絶対に無理はしないようにしましょう。
辛いときは上司に相談してみてください。
相談をすることで「そうだったんだ」と気づくことがあるはず。
第三者の意見を聞くことは自分自身と向き合う大きなきっかけにもなります。
そして、頑張っている姿やまじめに取り組んでいる姿を周りの人は意外にちゃんと見ています。
「嫌だな」と思うことがあったとしても「仕事自体にやりがいは感じている」という場合は、覚悟を決めて頑張ってみるのも一つの方法です。
努力はきっと伝わりますよ。
想像していたものと違った
「働いてみたら想像と違った」という悩みは、介護の仕事に夢や希望を抱いて転職した方によくみられます。
やりがいがあると思って転職したのになかなかそのやりがいを実感することができない、毎日同じことの繰り返しで何がしたいのかわからなくなってしまった、などが挙げられます。
どんな仕事だって理想と現実のギャップはあるはずです。
そのギャップから目を背けないで、一度は向き合ってみることも必要なのかもしれません。
そんな時は毎日何かしらの目標や課題をもって仕事に取り組んでみましょう。
「今日はスムーズに仕事をする」
「今日は〇〇さんに笑ってもらう」
など小さな目標から始めてみましょう。
小さな積み重ねをしていくことで、そのうち「自立支援のために△△をしてあげたい」
と少しずつ大きな目標を持てるようになるはずです。
介護は「人」対「人」の仕事ですから、思うようにならなくて当然です。
誰にでも個性があるように、同じ問題を抱えている利用者でもその対応は異なります。
マニュアルではなく利用者一人ひとりと向き合い、ケアの質を高めていきましょう。
収入が少ない
他業界からの転職の場合、介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)を修了している方は結構いると思いますが、介護福祉士や実務者研修修了資格は持っていない方がほとんどです。
資格がない場合は手当てがつかないので、その分収入は少なくなります。
また、初任者研修修了者でも実務者研修修了者や介護福祉士に比べると収入が少ない場合がほとんどです。
この場合は「資格取得」を目指しましょう!
実務者研修の資格取得には450時間のカリキュラムを修了する必要がありますが、特に受験資格はありません。
仕事をしながら勉強をするのは大変かと思いますが、勉強することで多くの知識が身に付く上に、資格を取ることで手当がつく職場も多いです。
昇給のある職場なら、努力次第で収入を増やすことが出来るので挑戦してみるのも一つですね。
転職という選択は悪い事ではない!
悩んで悩んで自分自身が倒れてしまっては本末転倒です。
何でもすぐに諦めず対処するのも大事なことですが、もし耐えられなくなってしまったら転職も考えてみてください。
転職をするならば、面接時などに施設見学を依頼して、施設の様子やスタッフ・利用者の雰囲気を自分の目で確認しておく事が大切です。
資格取得のサポートをしてくれる施設もありますから、そこも確認しておきましょう。
悩みは溜め込まない!
悩みをため込みすぎると、いつか許容を超えてあふれ出してしまいます。
オンとオフは上手く切り替えて、ストレスを発散しましょう。
オフが充実することで、仕事にも前向きな気持ちになれるはずです。
また、介護は体力勝負!
おいしいものを食べてぐっすり眠ることも仕事の一つです。
決して無理はせず、道に迷ったときは一度立ち止まって一息ついてみませんか?
疲れた時も悩んでいる時も「一息つく」ことを忘れないでくださいね。
最後まで見て頂き誠にありがとうございます。
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